こんにちはこっこです。
夏の外は暑くて蚊に刺されるかな?駐車場はあるかな?と考えたら二の足を踏んでいましたが、最近は公民館で行われると知りチケット購入。
でも、本当は「薪能」も素敵です。松本城で一度見ましたが、夕焼けが一刻一刻と移り変わり、しだいに北アルプスと松本城がシルエットになりました。それをバックにした能はさらに感動的でした。残念ながら風の強い日だったので文化財保護の為に薪には火が入りませんでした。もし、かがり火は灯っていたらと思うとぞくぞくしちゃいます。
正直、能については野村萬斎さんの名前ぐらいしか知らないけど、身近なところで開催されるから行ってみようという野次馬根性です。それに最近着物の趣味ができたから能の衣装も見たかったのです。
演目の一つ「松風」は歴史の授業でも習ったあの「観阿弥・世阿弥」さんが手掛けたそうです。お話の内容に平安時代の「行平」が出てくるあたり、時代を大きく超える日本文化のすばらしさを感じます。
お話や謡はゆっくり進み、恥かしながらちょぴっと寝てしまいました。アッと顔を上げると登場人物の松風・村雨がピクリとも動いてないのに オドロキ Σ(・□・;)
一緒に行った友達と昔の人はゆっくりした時間を過ごしていたんだね~~とはなしました。
感想
二回しか見てない人が解説なんてとてもできないです(>_<)
なので感想を書かせていただきます。
まず、所作が美しい。
立ち方、歩き方、楽器の準備の仕方など全てが演技としてゆったり流れるようで無駄がありません。
(茶道を習ったときにふくさを畳む所作を美しくするように教わりました。同じですね)
次に、指揮者がいないのに揃えたり、間を取ったり組織的にできていてびっくりしました。
着物は狩衣とか今では一般には着ないものも出てきたり、山姥も錦の着物を着てたりでもう、嬉しくなっちゃいました。ごーか豪華。
人間国宝 野村萬さんの演技を間近でを見られたことも喜びです。萬さんと息子さんお孫さん三代にわたる狂言「茶壷」も楽しかった (^^)/
ダラダラ文をお読み下さりありがとうございました。