こっこのひろいもの

日々の中でみつけた、ほっこりとしたことを綴っていきます

「スマホ脳」どころか「文明脳」になっている?

こんにちは こっこです

 

スマホ脳」を読んでたくさんのことを考えさせられました。そして人間の脳をダメにしているのはスマホばかりでなく他にもたくさんあると思いました。

 

前回と前々回に「スマホ脳」(アンデシュ・ハンセン著)の内容を簡単にまとめました。詳しくは過去記事を参照ください。

 

nonbiri26maru.hatenablog.com

 

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私の生きてきた時代にも数々の発明があり、さらに文明は進んだと思います。その一方でその発明により人間が失いつつある能力がたくさんあると思います。そのことについて書いてみたいと思います。

 

ああ、ここはデメリットだと思った文明の利器

1 電卓

昭和50年代の電卓も現在のパソコンよりも大きかったです。しかも、四則計算がやっとでした。今では100円ショップでも売っている信じられない代物になりました。

この利器のお陰で私は四則計算すらしなくなりました。その結果単純な計算すらできなくなりつつあります。そのうちに今月の予算はいくらで、今は使い過ぎているとか考えられなくなるかもしれません。

 

2 電話の電話帳機能

人の名前さえ検索すれば、立ちどころに電話番号が表示される機能は便利です。しかし、それまで7,8件は覚えていた電話番号を自宅ぐらいしか覚えられない頭となりました。便利だけど不便です。

 

3 ワープロ

こうの利器の進出により、漢字を書けなくてもよくなりました。かろうじて適切な漢字を選択する能力があれば文章が書けるようになりました。また、文章を保存する機能が導入されたために、過去の文章を少し書き換えることで新しい文章が楽々出来上がりました。それで文章構成能力が落ちました。

 

4 ガスコンロ、IHヒーター

火が既に管理されているので、炎を自分でコントロールする能力がなくなりました。なのでたき火で適切な火加減ができません。究極は火が怖くなります。

 

5 AI

今現在、私は資産運用の一部をAIに任せています。私の運用よりも良い成績を上げています。なんだかなあ と思っています。人は自分の判断よりもAIの方が的確な判断を下すことに気付くと、全てをAI任せにして「いいなり」なひ弱な体質になってしまうのではないかと恐れています。

 

 

 

この他にも「運動機能」「視力」「聴力」など上げていけばきりのないほどに人間の能力は変化してきていると想像できます。

 

運動能力に関しては近年、ジムで鍛え上げるなどして維持を試みている人が増えてきています。ほかの能力も放棄せず鍛えていくことが機械依存にならない最適な方法なのではと考えています。

 

 

最後までお読み下さりありがとうございました。