こっこのひろいもの

日々の中でみつけた、ほっこりとしたことを綴っていきます

「スマホ脳」(アンデシュ・ハンセン著)を読んで その2

こんにちは こっこです

 

寒い風がビュービュー吹いています。いかがお過ごしですか。前回「スマホ脳」の第1章について書きました。詳しいことは下記のところをご覧ください。

 

nonbiri26maru.hatenablog.com

今回が本題です。前回の話は肥満症、うつやADHDの話で「スマホ脳」にたどり着いていませんでした。

スマホが脳に与える影響

1 スマホによってドーパミンが大量に出ている。

 脳は新しい物が好きなので、スマホのページをめくるたびにドーパミンが出る。さらに「もしかしたら?」と思う気持ちがドーパミンをさらに放出させるので、着信音が鳴とスマホを手に取りたくなる。これを利用して企業はアプリが人間の最大依存性を実現して金儲けを成功させている。

2 スマホによって気が散っている。

スマホの着信音が鳴るたびに私たちは気が散っている。そればかりでなく、リンクがあるだけでも気が散ってしまう。サイレントモードにしたり他人のスマホが横にあっても気が散ってしまう。集中することは長期記憶に重要なので記憶の固定化がなされない。脳は近道が好きなので、デジタル保存すると内容を覚えなくなり、保存した場所しか覚えなくなってしまう。

3 睡眠とメンタルヘルスに影響する。

睡眠を取ることは動物にとって危険なのにあえて寝るのは、脳の清掃、健康の維持、そして情緒の安定や記憶と学習のために必要だからだ。

しかしスマホからの刺激によりドーパミンが出て興奮することやブルーライトのせいで睡眠時間の減少と睡眠の質が悪くなってきている。

4 自信を失い人生の満足度を下げる。

「皆がどれほど幸せか」という他人のSNSを見ることで自信が持てなくなってきている。かつてはライバルがせいぜい2,30人だったが、現在の私たちは何百万人もの相手と張り合っている。そして、SNSで繫がっているはずなのに、かえって孤独を感じるようになってしまう。

5 スマホに支配されている。

「今着ている服をなぜ買ったのか」

スマホが脳にドーパミンを与えることを知っているマーケティング担当者が、あなたのSNSに流れる情報の洪水の只中に巧みに広告を出しているからだ。

 

 

馬鹿になっていく子供たち

子供たちは大人より刺激を強く感じてしまうことと、自制心がまだ未熟なため よりスマホ依存度が強くなってしまう。

 

私たちのIQはさがっている

 これは運動不足が原因と考えられる。

 

おわりにの章で「デジタル時代のアドバイス」が書いてありました。

自分のスマホ時間を知ろう。目覚まし時計と腕時計を買おう。毎日1~2時間、スマホをオフに。プッシュ通知も全てオフにしよう・・・・

 

それは、おっしゃる通り。分かってます。だけど だけど スマホに手が伸びる。止められません。。。こうしてますます私たちのIQが下がっていくんですね(┬┬﹏┬┬)

 

最後までお読み下さりありがとうございました。