こんにちはこっこです。
最近、地域に新しいスーパーマーケットが開店しました。その話でもう、みんなもちきりです。もちろんこっこも率先してその話題に触れています。
決して娯楽がない街ではありません。美術館も図書館もあるし、温泉保養施設もあります。市役所もいろいろ企画してくれています。
でも、皆 新しいスーパーマーケットができるのを心待ちにしていました。なぜでしょう?
スーパーマーケットの魅力
- 人は誰でも食べることが好き、趣味だと豪語する人もいるくらい。だから、食べ物が置いてあるスーパーマーケット大好き。
- 見て触れるエンターテインメント。五感に訴えるスーパーマーケット大好き。
- 「欲しい」という欲求を手ごろな値段で満たすことができる。スーパーマーケット最強。
- 生活必需品の購入なのでスーパーマーケットに行くことに罪悪を感じなくてよい。むしろスーパーマーケット訪問義務でしょ。
- 新発売の物などあり、社会勉強にもなる。スーパーマーケットは教育係。
- たくさんの人がいるので知り合いに会うチャンスもある。スーパーマーケットは社交場。
- 老若男女全員楽しい。これは幅広い品ぞろえで全ての人の心に刺さり家族で来店しても飽きる人はいない。スーパーマーケットは遊園地。
こんなぐあいです。
ずっと前から新店のうわさが
新しいスーパーマーケットができるのを一番先にこっこに教えてくれたのはデイサービスに通っている父です。
「デイサービスの向かいになんか?店ができるらしい。」
「だんだん、出来上がってきているよ。」
どうも、デイに通っている利用者の皆さんの関心事だったみたいです。
前を通ってみて分かりました。田んぼだったところが造成されて広大なショッピングモールの敷地になっていました。静かな場所にあったデイサービスもなんだか最前線に立たされた感じでした。
「俺はもう行った。」と言わせたい。
父のデイサービスは週一で水曜日。その日には皆の前で声高らかに叫んでもらいたい。
「俺はもう行った。」
そこで、こっこは作戦を立てました。スーパーマーケットの開店日は土曜日、でも土日は混むだろう。月曜日は父のところにヘルパーさんが来る。水曜日に叫ぶには火曜日に行くしかない というものです。
火曜日に
「新しくできたスーパーマーケットに行こうね。」と言うと父は普通に
「そうだな。」とついてきました。
店の前に着くと「ああ、ここか。」とやっとデイサービスの前の店だと気づいたのか、驚きの声をあげました。混んでいたのでお互いはぐれないように付かず離れず歩き回りました。父は見たこともない商品を手に取って感心しきりで歩き回っていました。
この時点ですでにこっこの満足度はMax。連れた来た自分に酔ってたかな。
果たしてデイサービスで『行った』と叫べたのか不明ですが、こっこはもう満足。まるで自分が『うちの子みんなが行っているのに一人だけ行ってなかったら学校で仲間外れになって可哀そう』と思う小学生の親のようだな!と思い苦笑いです。
まあ、父とこんな穏やかな関係になるまでには山あり谷ありいろいろありましたが、今はいい時間を過ごしてます。
おわりに
新しいスーパーマーケットができたことは地域新聞のインターネットアクセス先週の第一位だったと報じてありました。
やっぱり久々に地域が沸いたニュースでした。
久久に見た天使のはしご フワッと吸い込まれそうでした。
今日もお読み下さりありがとうございました。