こっこのひろいもの

日々の中でみつけた、ほっこりとしたことを綴っていきます

金沢城跡めぐりを車椅子利用でしてみました

こんにちはこっこです。

 

ワクチン三回目 倦怠感が副反応でした。接種45時間くらいでやっと直立歩行ができるようになりました。ワクチンのお陰で新型コロナに感染しても重症化しないから安心です。

 

 

さて、金沢市探訪第二弾です。前回は国立工芸館の話をアップしました。

 

nonbiri26maru.hatenablog.com

 

旅の続きのお話です。兼六園を目指しました。

 

今回は国道157線から尾上神社にを通り、金沢城跡を散策して兼六園に抜けるコースです。

泊まったホテルのフロントで「近道」「歩いて楽しい」コースを教わりました。

「高低差はありますか」と訊いたなら「尾上神社に行くとき少し階段があるだけです。」という返事だったので 父を伴っての移動だったので安心して出発しました。

 

尾上神社

f:id:nonbiri26maru:20220326222308j:plain

梅の花が咲き誇っていました。鳥居をくぐる前にすでに立派な石段ありました( ゚Д゚)

f:id:nonbiri26maru:20220326223309j:plain

蓮の葉で遊ぶカエルが可愛い。

素晴らしいお庭を拝観しながら金沢城跡に続く道を進みました。

 

 

金沢城

尾上神社との間にはお堀通りがあるので、「鼠多門橋」を通って「鼠多門」に行きました。

ここで、車椅子をレンタルして場内を歩くことにしました。

 

「鼠多門橋」と「鼠多門」は明治期まで現存していたようです。史実に沿って2020年復元。「鼠多門橋」は現代の安全基準を満たす構造となっているようでした。

f:id:nonbiri26maru:20220326223738j:plain

鼠多門の内部写真です。ヒノキ、ヒバ、スギ、マツなどの木材がふんだんに使われていて往時がしのばれました。

 

f:id:nonbiri26maru:20220326223912j:plain

車椅子でも楽々登れる昇降機が設置されていました。

 

玉泉院丸庭園

f:id:nonbiri26maru:20220326224049j:plain

ボランティアガイドさんのお話によると明治期になってから別利用されていたけれど、発掘調査によって庭園跡が確認されたので、近年そこは埋めてその上に同じように石組みにして作ったのだそうです。

兼六園は外部の人に見せるための庭で、この庭は前田のお殿様の私的なお庭だったそうです。落ち着いていて素敵でした。

 

さあ、二の丸の方に行こうと見上げると長い長い急な坂道が・・・。

また、ガイドさんも「大丈夫、車いすでも行けます。」と太鼓判を押してくれました。

 

押して、押して 途中で妹と入れ替わって押して、さらに二人で押してやっとてっぺんにたどり着きました。

 

次の日太ももが筋肉痛になりました!(^^)!

 

兼六園側から見るとこんな素晴らしい石垣がありました。私の行く手を阻んだ築城です。

f:id:nonbiri26maru:20220326224545j:plain

金沢城には三十間長屋が残っており、五十間長屋も復元されたとか。

全容の復元が楽しみだとお城を後にしました。

 

兼六園についてインフォメーションセンターで車椅子を借りようと思ったら、

「園内の道は小石が敷かれているので車椅子を押しにくい。」

という話でした。

金沢城跡でへとへとになっていたので兼六園の外周を通って

金沢21世紀美術館を見学しました。

 

 

 

健常者には何気ない段差や上り坂も車椅子にはなかなか厳しいものがありますね。普通の地図だけでなく地形図なども良く調べて行かないと車椅子利用者もつらいし、介護者も「筋トレ」になってしまうと痛感した旅でした。

以上「金沢城跡めぐりを車椅子利用でしてみました」の巻でした。

 

 

 

ところで、我が家周辺の桜です。私も開花を待っているけど、メジロ(たぶん)も待っているようです。

f:id:nonbiri26maru:20220326225029j:plain

 

最後までお読み下さりありがとうございました。