こんにちはこっこです。
何かいる!
生垣のシラカシに潜んでいる蜂の活動もそろそろ収まった頃だろうと、シラカシの剪定を始めました。木に触ってそれに驚いた蜂に刺されたくないからね。
気持よくバッサリ切って次の日に剪定枝を片付けをしました。
するとその中に黒い物がいて ちょっとひるみました。
蜂? いえ、もっと大きい。
熊? ずっと小さい!
驚いたことにジャコウアゲハちゃんでした。
わが家にウマノスズクサを植えてあるので、そこに蝶がやってきて卵を産みます。その卵は庭で育ち成虫になったら飛び立っていきます。
幼虫の時のお話はこちら ↓
でも、こんな時期に成虫になるなんて。ふつうは春と夏に蝶になるものです。今の時期はサナギのままで越冬して春一番に蝶になるはずです。ここ二、三日の日中の暖かさに春と間違えたのかもしれません。
さらによく見ると二枚の後ろの羽根が伸びていません。今、羽化中なのでしょうか?
作業しながら一時間ほど待ってみました。けれど、もう固まってしまったのか?そのままです。
こっこは悩みました。
このままでは寒さにやられる。花の蜜など探しようもない。卵を産み付けるウマノスズクサだって枯れてしまう寸前 黄色くなってます。
お家に連れて帰って温めてあげようか。砂糖水を吸わせてあげようか。
でも、家に入れてもいずれは死んでしまう。交尾したくても仲間がいない。無駄に生かしてあげるのも気の毒だ。
春に咲く花々も秋の小春日和に狂い咲きするけれど、蝶も同じなんだな。かわいそうだけど どうすることもできない。
厳しい自然の摂理をまざまざと知りました。
その話をお隣さんに話したら
「うちも家で蝶を羽化させて、窓から放した途端、鳥が来てパクッて食べたのよ~。パクッて音がしたわよ~~~。」
と お返事が・・・・。
厳しい厳しい自然のお話でした。
後日談
最低気温1℃だったにかかわらず 翌朝もしっかり枝につかまっていました。
頑張れー(*^_^*)