こっこのひろいもの

日々の中でみつけた、ほっこりとしたことを綴っていきます

青森で3千年と5千年を超えた時空の旅をする

こんにちはこっこです。

 

前回のブログの訪問者は、ちょっといつもより多くありがとうございました。

 

nonbiri26maru.hatenablog.com

 

これはもう、往年の大女優『高峰三枝子』さんの入浴シーンの動画をアップしたせいかな(;'∀')  そういえば、当時も大騒ぎでしたっけ。

いえ、私めは決してあやかろうというつもりでなく、ただただ、懐かしいなあと・・・(^_^;)

 

大人の休日俱楽部パスで二つの遺跡関連場所を尋ねました。縄文時代好きにますます拍車がかかりました。

縄文遺跡   

三内丸山遺跡

三内丸山遺跡の大型竪穴建物(手前)と大型掘立柱建物(奥)

 

青森市の三内丸山(さんないまるやま)遺跡と八戸市の是川(これかわ)遺跡は共に2021年に「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界遺産になりました。ぜひこれは行って見ねば、とはせ参じた次第です。

 

実は二十数年前も三内丸山遺跡にはお邪魔したことがあります。まだ、公開されたばかりでマスメディアでも大きく取り上げられていました。その後も発掘調査が続けられていたようで、公開範囲も広がり出土品の量もたくさんになっていました。

 

前回、大型竪穴建物に入った時は「ここで会議ができる」と5千年前の人が居並んでいる姿を想像して圧倒されたいました。例えば、ネクタイが古代ローマ人が着けていた物を受け継いでいるように縄文時代から受け継いで私たちが日常的に使っているものがあるはずだと思うようになりました。

 

今回は圧倒的な土器の数、あまりにたくさんあって遺跡の一角にある縄文時遊館では大きな壁一面に張り付け展示もされています。豊かな都市?部落?だったことが想像できます。長野県の星糞(ほしくそ➡ほしくずという意味)峠の黒曜石の矢じりの制作地を訪れたときに、「遠くは、北海道や東北にも運ばれていた。」と聞きました。ここ三内丸山遺跡では長野県の黒曜石も出土したと聞きました。やっぱり、繋がっていたんだと当たり前だけど納得しました。

            出土風景                珍しい土の竪穴建物

是川縄文館

八戸駅から15分ほど車で向かうと、うっそうとした森の向こうに是川縄文館がありました。合掌土偶に会いたくて行きました。この森の中に縄文人が潜んでいたのかと思うとわくわくしました。

この映像をよく見かけますね。国宝なんだけどこの一体だけを見ると何だろう?と思ってしまいます。だけれど、この縄文館の薄暗い中に入って、たくさんの土偶やその他の出土品に囲まれていると縄文の祈りが伝わってくるような気がするので不思議です。この子は縄文のキラ星の中の一つであったと胸に落ちました。こちらは三千年前の遺跡です。漆を塗った弓やくしや器が展示されていて、人々の暮らしがさらに洗練されてきたのを感じました。


 

最後までお読み下さりありがとうございました。