こんにちはこっこです。
昼過ぎから降り出した雨もまだ降り止みません。大地を潤してます。
日頃、心配していることがあります。それをちょっと書かせていただきます。
用意されたものの中での暮らし
私が小学生の頃の図画工作と言えば
「明日は工作をするから菓子箱や包装紙を持って来てください。」
というお達しがあれば全員何かしら持って行きました。
そしてそれぞれに廃物利用しながら個性的な物を作っていました。
我が子たちの時代になったら、図工の持ち物はハサミぐらいで図工キットが配られました。その中には色とりどりの工作用紙に説明書、それに完成モデルの写真が入っているので楽々と制作できたようでした。
楽だけど工夫の枠が狭いなって感じです。
子供に限らず大人の社会でも 家具屋さんでは部屋のイメージが湧くようにソファー、テーブル、キャビネットなど組み合わせて展示しているそうです。スーパーでも肉の横に焼肉にタレが置いてあったりします。手芸品でもキットの物が少なくありません。正直そういうものを見るとワクワクします。
楽だなあ~~~~。いやあ、乗せられているのかも。
お客様人生
このままだと誰かが提案した『おしゃれな暮らし』や『ハッピーな暮らし』のパケージの中につるんと収まって『時代の先端』や『幸せ家族』のような役割を演じているだけの人生になってしまいそうです。いわば人生のキットですね。
そして、納得がいかなければ他のキットに乗り換えればいいだけです。それでも上手くいかなければ、キットを作った人に文句を言ってしまいそうです。決して自分の人生に責任を負わない生き方です。
何かを成し遂げたとき、手作りの物とキット利用の物とでは達成感が圧倒的に違うんではないか? 人生で上手くいったときの感慨深さが全然違って、薄っぺらいものになってしまうのではないか?最期の最期に満足な人生だったと感謝できるだろうか?と心配になってしまうのです。
終わりに
かくいう私も「はてなブログ」さんにお世話になり、あまつさえブログデザインもちゃっかり拝借しています( ^^) _U~~
全部が全部 自分で作ることは無理だとしても、ここぞというものは個性を発揮して生きている証を残していきたいですね。
時世の波に乗りつつでも流されず、上手くサーフィンしていくってところでしょうか。
口では何とでも言えるけど、行うは大変。でも、お互いに頑張りましょう。
最後までお読み下さりありがとうございました。