こんにちはこっこです。
今、長野県善光寺で七年に一度の御開帳が行われています。これも後少しで終わりです。そんな善光寺にまつわる昔話「牛にひかれて善光寺参り」の元となった布引観音に行ってきました。
お話の内容
その昔、信心深くないおばあさんがいて、ある日布をさらしていると牛が現れて角に布を引っ掛けて行ったそうです。慌てておばあさんが追いかけるも、なかなか追い付かず、とうとう善光寺まで行ってしまったとのことです。それで信仰するようになったそうです。のちにおばあさんがこの釈尊寺の観音堂のあたりを見るとそこに白い布がかかっていたそうです。
諺にもなっているようです。
いざ、出発
こちらは登り口です。上りやすい階段はこの先まででうっそうとした森に突入します。
そこにあった杖をお借りするのを失念してしまいました。絶対借りた方がいいです~。
まだまだ平坦な方です。段差30~40cmはあろうかと思われる石段がずっと続きました。岩と岩との間、せせらぎを縫って進みました。
途中でであった帰りのご夫妻にあとどの位か訊ねると、この二倍との返事でした。
案内書には駐車場から20分と書いてあるのにおかしいな?
とにかく、写真を撮る余裕もなく進みました。
昔はここから登って行ったそうです。昔の人はこの断崖絶壁を一体どうやって登ったのだろうと想像しても理解できません。現在は川筋に沿って回りながら進みます。
やっと釈尊寺本堂にたどり着きました。写真は観音堂です。『信濃三十三観音札所めぐり』の一つにもなった居るそうですが、ここでお札を貰うのはたやすいことではないと実感しました。
さらに、トンネルをくぐって観音堂へ。お寺さんの境内にトンネルがあるのは初めての体験なのでびっくりしました。
仏教と山岳信仰が合体したようなところで、先人たちの信心深さを目の当たりにして心が洗われる思いがしました。
帰り道 3人連れのご婦人に出会いました。私が道を尋ねたのとだいたい同じ場所です。やっぱり後どの位か訊かれましたので、
「あと、もうちょっと!」
と勇気づけておきました。おば様たちよ、頑張って!いい景色が待っているよ。
私も体力つけてまた登りたい~~~!(^^)!
お読み下さりありがとうございました。