こっこのひろいもの

日々の中でみつけた、ほっこりとしたことを綴っていきます

七年に一度の御開帳している善光寺~雨の中~ 

こんにちはこっこです。

 

「牛にひかれて善光寺参り」で有名な長野市にある善光寺に行ってきました。近隣の者は親しみを込めて「善光寺さん」と呼びます。仏教の全宗派オッケーのありがたいお寺さんです。

 

昨年は7年に一度の御開帳の年でしたが、新型コロナ蔓延のため延期されて今年に至りました。

 

御開帳は前立本尊(一光三尊阿弥陀如来)様の厨子を開くことですが、直接触れることができないので、ご本尊様に長いヒモを繋げその先の回向柱に触ることでご利益があるとされています。実は本当のご本尊様は秘仏で代りにそっくりにつくられたな前立本尊様を御開帳するのだそうです。厳重ですね。

 

 

写真の中の大きな柱がそれです。

 

前回の御開帳の時は参道を埋め尽くす善男善女で大変な賑わいでした。回向柱に触るのに長い行列の末、やっとたどり着いても回向柱の周りは黒山の人だかりで、触る余地もありませんでした。

 

今回は新型コロナ禍と折からの降雨のせいでまばらな人影でした。待ち時間ゼロ分、柱のそばの人も興味なさげにお喋りしているし、「え?ほんとに触ってもいいの?」という感じでした。それでもありがたく触らせていただいて、願い事ブツブツと唱えてみたりしました。

 

その回向柱は光触媒で抗菌される塗料が塗ってあり、おまけに指先消毒液まで用意してあるので準備は万全といった感じでした。

本堂側から見た山門です。門の奥に小さく見えるのが仁王門です。

 

西暦602年に開かれたお寺であり、現在の位置には西暦642年に移ったそうです。仏教が伝来したばかりの日本で、こんなに早く地方都市にも寺院が建てられるなんて人々の信仰の篤さに感慨深くなります。

 

混み具合の様子を見て是非お参りください。

 

最後までお読み下さりありがとうございました。