こっこのひろいもの

日々の中でみつけた、ほっこりとしたことを綴っていきます

団体ツアー 一人申し込み 竹田城跡と城崎温泉、鳥取砂丘の旅(切なる願い編)

こんにちはこっこです。

 

前回の記事で団体ツアーに一人参加したことを書きました。

詳しくは過去記事をご覧ください。

 

nonbiri26maru.hatenablog.com

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ここは城崎温泉の旅館のアプローチです。このまま歩いていけば異次元に到達できるのではないかとワクワクしました。一人で頑張ってきて良かったと思いました。

 

それまでの私は嫌~なヤツでした。

かつて『屋久島に行きたい』と言って友達に賛同を得て、旅行会社に問い合わせるも、友達が「やっぱり止める」という言葉にひるんで行きませんでした。

そのくせ10年経っても『あぁ、やっぱり行ってみたいな~』とずっと考えてました。

最近その友達が

「そういえば、屋久島に行きたいといっていたよね。なんで行かなかったの?」というから

「え?あなたが行かないと言ったからだよ。」

と答えると彼女は大爆笑してました。

 

10年経ってやっと悟りました。遅すぎるけど。

行きたいところには一人でも行く。賛同してくれる人があったら一緒に行く。現地で違う場所に行きたかったら別行動をしてまた合流すればいい。

 

今回の旅の目的

女性はつるんで生きる生物。それは太古からの習性で仕方ないこと。女性は一人では子育てできないから仲間と協力し合って生きてきたのだそうです。野生動物のドキュメンタリーを見てもメス同士が協力している姿がよくありますよね。

 

近代になってそのDNAに組み込まれた習性が上手く作用することもあれば、弊害になって出てしまうこともあるそうです。

 

私は「誰かとつるんでいたい」という本能になかなか打ち勝つことができません。ついつい相手の都合に合わせてまでも一緒に行動しようとしてしまいます。それを他人は優しい人と勘違いし、私もそれで嬉しい気持になったりもします。

 

だから「自分ファーストになろう」が今回の目的です。旅先で知らない人たちの中で自分を見つけてみようと思ったわけです。

 

団体ツアーの中の個人

一人でツアーを申し込んだのは、自分だけだと思っていましたが、実は男性二人・女性三人でした。意外に多くてびっくりしました。男性のお二方は「お城巡り」が大好きな方でした。

 

かつて知り合いに

「団体旅行に一人で申し込んでもやっぱりそういう人がいて仲良くなれるから安心だよ」

というお話を聞いていました。

女三人さてどうしようかな?と思いました。私以外の二人は行きの飛行機の中でお隣だったようで既に仲良しでした。ご年配の方とその方を援助する方という関係が出来上がっていました。二人は一緒に土産物屋を見て回ったり、温泉に時間を合わせて入ったりしていました。

 

穏やかで優しいお二人だったので「つるんでいると楽しそう」と一緒に行動したくなりましたが、

「行きたいところがありますので、失礼します。また、後ほど。」

と 写真を撮ったり、砂丘を駆け上ったり めいっぱい楽しみました。好き勝手に動いても誰にも嫌われない。明日はまた知らない人同士になるから大丈夫と自分に言い聞かせてました。すると思ったより苦痛でなく一人で動けることが分かってきました。

 

友達との旅行もいいけど一人旅も楽しい。

 

それにしても昨日まで会ったことも話したこともない人同士がまるで旧知の仲のように一緒に行動できる『人間』ってすごい能力持ってますね。

 

さてさて 一人旅者も二人旅者もお土産屋などで顔を合わせると

「集合時間は何時だった?」「バスはどこで乗るんだっけ?」「トイレに行っておいた方がいいよね」

と確認しあいました。

う~ん、これはもはや「つるむ」というより「物忘れ確認」みたいなものだったかな?

 

あは、おばちゃんたちのノンビリ旅行でした。

 

 

以上、だいぶ時間がかかったけど「自分ファースト」の切なる願いが叶ったお話でした。

 

最後までお読み下さりありがとうございました。