こんにちはこっこです。
恥かしい話ですが、自分がブログを書き始めるまで、友達のブログを月に一度くらい読むだけでブログとはご縁がありませんでした。
本屋さんをプラプラしていると ちきりんさんの「自分ので生きていこう」と言う本が目に留まりました。世間に疎い私でも『有名ブロガーさん』ということは認識しておりました。今の私にとっても必要な言葉だと思ったので早速手に入れてきました。
読んで衝撃を受けたことはまず女性だったこと、もう一つははてなブログの大先輩だったことです。どちらも嬉しいことでした。
「自分の意見で生きていこう」の目次
[1]意見とはなにか、なぜ必要なのか
[2]反応だけではダメな理由
[3]SNS時代に「自分」を創る
[4]生きづらさから脱却しよう
[5]リーダーシップの最初の一歩
[6]オリジナルの人生へ
[練]「意見」をもてるようになる4つのステップ
あらすじ
あらゆることがAIに取って代わられつつある現代社会において、「自分の意見」をもつことでオリジナル性が保て、生活上の大事な価値となる。問題に対して意見を持つということは、自分の賛成・反対などのポジションを取ることだ。「それは大変だ」とか「すごい」とかは「反応」であって自分の意見ではない。意見の束が人格を作っていくのだ。まず意見の持ち方を練習し、そして意見を表明して生きていこう。
考えたこと
正直、自分の意見を表明する機会がとんと減ってしまった。
就職したての頃は意見を言うとお局様に「オホホ、ユニークなご意見ですこと。」と手痛く切り捨てられたり、多数の出席者から反対意見の袋叩きに出会った。まるで「アンチこっこ」みたいで辛かった。それから、極力意見を言わずじっと伏せて世を過ごすこと何十年。
本書を読むと、袋叩きにした人たちの気持ちも分かった。決して悪意ではなく自分の意見がないから取り合えず反対して「賢そうに見せてる」に過ぎなかったのである。まったく、いいカモにされてしまったものです。
反対されたからとひるんではいけなかったのです。
そして、今は「ユニークなご意見をお持ちの方」に多様性という追い風が来ている。本書では正解のある問題、例えば「仮想通貨はどこで買えるのかな?」はすぐググればいい。正解のない問題 例えば「転職しようかな?」は自分の頭で考えることであり、どの答えも正解であると言っている。だから「ユニークなご意見」もまた正解なのだ。
こんな有難い社会になったのだから、誰かの価値観の押し付けに屈せず、自分の「こうしたい」「こう思う」をたくさん発して自由に生きてみたいです。それにはまずこのブログから自分の思いを伝えていきたいと思いました。
なんの不安も持たずに「ユニークな意見で生きていこう」と思える一冊に出会えました。
最後までお読み下さりありがとうございました。