こっこのひろいもの

日々の中でみつけた、ほっこりとしたことを綴っていきます

「50歳以降は投資に手を出すべきではない」って本当?

こんにちは 60代のこっこです 

 

9月から10月にかけて落ち込んでいた米価株が調子を取り戻したのと、円安効果で米株の日本円換算にすると、大幅に増えた方も多くいらっしゃると思います。

私もニマニマが出ないように気を付けています。今日はどこにもお出掛けしなかったから、顔は見られていないかも。

 

「50歳以降は投資に手を出すべきではない」についての考察

 

50歳とも60歳とも言われたますが、中高年になったら投資はすべきでないとと言われています。本当でしょうか。前から一括りにそう言われているのが気になっていました。仮にそうであったとしても、何か抜け道はないのか、自分を例にして考えてみます。抽出例が少ないので一般化はできないかもしれません。

 

「暴落にあったら取り返しがつかない」の件 その1

平均寿命が60歳だったら、確かに取り返すことも困難でしょうが、今の平均寿命ははるかに超えた80歳オーバーとなっています。私の母は89歳で亡くなり、父は90歳を超えて健在なので私自身はは90歳は軽く超えていくと想像しています。だから55歳から投資を始めたので優に35年はあります。その間にナントカショックで暴落することもあれば、ナントカ景気もあるでしょう。なので十分取り返す時間はあると思っています。万が一取り戻せなかった時には孫子の代まで持ち越しです。

 

「暴落にあったら取り返しがつかない」件 その2

取り返しがつかないことになるのは、老後の為に貯めた資金まで投資に投入してしまうからだと思います。私はまず、老後の生活にどのくらい必要なのかしっかり確認して、その上で余剰と感じた分だけ投資に回すようにしています。少額でも積み重ねれば大きくなるし、利益が出てくれば励みにもなってきています。

 

 

「退職金をもらって舞い上がって一遍に投資してしまう」の件

これについては、妹に「退職金を貰ったらどう運用したらいいか?困るから今のうちから練習しておいた方がいいよ。」とアドバイスをもらってチビチビと投資信託を毎月買って練習してみました。ごくごく初期は確かに惨敗でした。

退職すると取引のあった金融機関のセールスマンが来て色々なことを言ってました。確かに話し上手なので、聞いているとワクワクします。

株とか投資信託に興味がない人でも、三か月くらい高利の預金をさせてもらった後「ハイ、高金利は預金はこれで終わりです。・・・でも高利な投資信託というものがあるんですよ。云々。」と言われれば、前のめりになってしまうのは必定ですね。

ここで一度に勝負に出ずに分散することが大事なんでしょうね。

 

「ボケてしまうからどこに投資しているかわすれてしまう」件

投資先はもとよりパスワードや現金の引き出し方など何もかも忘れてしまいそうです。ましてやネット証券ならなおさらです。早めに親族に伝えて置いてしかるべき措置を取ってもらうのが一番だと思って、そのようにしています。もしくは自分がそろそろだと感じたら少しずつ撤退を始めることだと思っています。常に明日はどうなっているか分からないという覚悟は持っていた方がいいと思ってます。

 

「投資は損益の変動が大きい」件

預金は損益の変動がない代わりにインフレになると目も当てられない。年金もこれから先目減りしていくことは目に見えているから、投資だけが危険だとは思えないです。

 

「いまさら、勉強できない」件

「もう無理」「いまさら」などと口にしているとどんどん老化が進んでしまいます。

投資をしていると「社会」「経済動向」「海外事情」「個別会社」が気になって仕方がありません。必然的に勉強し始めます。すると脳が活性化してきてあら元気。という嬉しいおまけつきです。それに投資を続けることは、社会参画にも繋がります。

でも、過度な売買は心臓にも精神衛生上もよくないので、のんびり長期投資がいいと思っています。

 

終わりに

中高年で投資を始めた人が泣きを見たから、転ばぬ先の杖と「やめたほうがいい」と助言してくれているのでしょう。その通りだと思います。だけど「下流老人」や「漂流老人」になりたくないのであったら、ちょっと勇気を出してみるほかないのだと思います。

 

アメリカのウォーレン・バフェットさんは90歳を超えて尚お元気で投資継続中。まだまだ負けられません。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。