こんにちは こっこです
前回、どんなふうに「レ・ミゼラブル」を待っていたかをブログに書きました。詳しくはこちらをご覧ください。
9/30松本公演キャストは以下の通りでした 敬称略
ジャベール 上原理生
ファンテーヌ 和音美桜
エポニーヌ 尾比久知奈
マリウス 内藤大希
コゼット 加藤梨里香
テナルディエ 斎藤司
マダム・テナルディエ 森公美子
アンジョルラス 木内健人
それで昨日 待望のミュージカル「レ・ミゼラブル」を見てきました。あまりの感動に脳天をぶち抜かれてしまって崩壊していました。床についても、まだ脳みそが興奮冷めやらずザワついていました。
ビクトル・ユーゴーの原作も素晴らしい。それをミュージカルにした作曲家も素晴らしい。きっと長年の上演でさらに洗練された作品となってきたのでしょう。
長い原作をよく3時間余にまとめ上げたことに驚きです。その3時間の中に笑いあり涙あり喜びあり悲しみありで一緒に一喜一憂しました。
歌声の美しさ、透き通ったソプラノ、低く響くテノール。見事歌いあげて手をいっぱいに広げて「見えを切った」様子。(歌舞伎じゃないけどそう感じました)立ち去る後姿がまるで「どうだ!」と言っているようで心地よかったです。
民衆がほう起した様子は人々が三角形に並んで前へ前へと迫ってくる様子で表現されていました。実は演者はその場で足踏みしながら歌っているだけなのですが、背景が後ろへ後ろへと動くので、民衆が結束して抗議してる・戦っていることが伝わってきました。
できれば、私もこの列に加わって戦いたいとさえ思いました。
宿屋では宿主が客の帽子、上着、カバンを預かる振りしてどんどん奪い、女将さんにヒョイヒョイ投げ渡す。女将さんは胸元にぐいぐい突っ込む 一連の動作を歌いながら流れるように踊っていました。会場は笑いの渦で、お話全体のいいスパイスになっていました。
大道具・小道具の入れ替えの速さ、なんだったら演者が去りながら持ち帰る、テーブルを押しながら歌い登場する などの仕業で、場面転換が素早く行われました。あっという間に豪華な結婚式場が現れたのには目を奪われました。
本当に「歌」「演奏」「踊り」「芝居」「衣装」「大道具・小道具」「照明」「効果音」「音響」どれをとってもただただスゴイの一言です。
それが例えば「歌」だけが突っ走るのではなく、お互いに高めあいながら話の流れを進めている感じでした。
総合芸術だー。
ジャベール 上原理生さんと アンジョルラス 木内健人さんは一足早く大千秋楽で熱い思いをカーテンコールで語ってくれました。
言葉にすることがうまくできずに、もどかしい思いがいたします。
拙い文を最後までお読みいただきありがとうございました。